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なんでも研究室

ミミズあれこれ

畑や山で実際にミミズを 探す


越冬していたフトミミズ科の
赤っぽいふといミミズ
北隆館「新日本動物図鑑」(上)記載の特徴と一番近いのは
ひとつもんみみず 
 Pheretima hilgendorfi (MICHAELSEN)
最新の分類では
Metaphire hilgendorfi
( Michaelsen, 1892)
●2000年5月21日
 赤っぽいミミズは、背面が赤褐色、腹面が黄灰色でいずれも皮膚は半透明で特に背面には青紫色の血管が通っているのがわかります。体長は15センチメート ルほど。体幅は5〜6ミリメートル。冬に見たときには環帯があったのに今いるのは、まだ成長途中らしく環帯もはっきりしないが、腹面の8節と9節の中央に 橙色の紋かあるいは、へこみのようなものがあります。これは8節だけのや10節にまであるのもいました。下左図のように6〜7節、7〜8節の側面の両側に も紋があり、環帯の中央にはっきりとはしないが穴が見えました。
●2000年5月27日
 赤っぽいミミズの乳白色の環帯が一週間で成長してきました。環帯にある穴もはっきりしてきました。その他の変化はありません。
黒い点はゴミ。このみみずは紋が二つですが、一つのもいるし、3つもあるのも良く見ます。
 
図鑑との比較
赤っぽいふといミ ミズ
ひとつもんみみず 
 Pheretima hilgendorfi (MICHAELSEN)
体長
150mm
115mm
体幅
5〜6mm
6mm
体節数
 
110位
背面色
赤褐色
 
腹面色
黄灰色
 
雌性生殖孔   
腹面正中線(]W)に
白線で取巻かれた灰色の中心に開口
その他の特徴   
[の
剛毛線の前方正中線に沿って孔の集団がある
\にあるものもいる
受精嚢孔の位置
6/7
6/7
7/8
7/8
 2対
 2対
背孔の始まり
 
 
雄性生殖孔
不明
 欠く個体が多い
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