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ミミズあれこれ

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とぐろを巻くミミズ  北隆館「新日本動物図鑑」(上)記載の特 徴と一番近いのは
くそみみず 
Pheretima hupeiensis (MICHAELSEN)
最新の分類ではAmynthas hupeiensis ( Michaelsen, 1895) 
●2000年5月28日
 側溝の湿った枯葉の下や、砂利道の路肩の石ころの下にいたミミズ。
 つかもうとすると、黒いソーメンのような糞を出したり液体をシュッと出したりしました。体中に粘液が多く付いています。
そして、からまった紐のようにトグロを巻いてしまいます。
 体の色は黄灰色、背には黒っぽいすじが走っています。長さは10から15センチメートル。太さは3〜3.5ミリメートル。環帯は、はっきりしません。
●2000年6月18日
  環帯がはっきりしてきました。色は赤茶色で、その後ろの腹側には体節間に孔のようなものが二対ありました。
 

 



 
新日本動物図鑑
との比較
とぐろを巻くミミ ズ
くそみみず 
Pheretima hupeiensis (MICHAELSEN)
体長
100〜150mm
約150mm
体幅
3〜3.5mm
約5mm
体節数
 
110〜138
環帯位置
14、 15、16体節
14、 15、16体節
背面色
 黄灰色
背には黒っぽいすじが走る
 鮮やかな緑色、
後部鮮明
前部緑がかった灰色
背部中央線は紫色の緑色
腹面色
 黄灰色
 蒼白の灰色
環帯
 赤茶色
乳色またはチョコレート色
受精嚢孔の位置
6/7
7/8
 
8/9
 
3対
背孔の始まり
 
11/12
雄性生殖孔
 18の腹面剛毛線上
 18の腹面剛毛線上
   
性的乳頭状突起
 17/18、18/19の節間溝に2対
 17/18、18/19の節間溝に2対
雄性生殖孔より内側で左右対称
横の卵円型
雄性生殖孔の隆起より大きい
その他
  触れると湾曲し運動しない
 触れると湾曲し運動しない
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