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なんでも研究室

体験的便利術 木工

長年の研究成果をここに一挙公開第4弾 あなたは器用?それともブキッ チョ?!!
すべて経験と思いつきに基づき手探りであみだした便利術!
ただし科学的裏付けまったくなし!
ためすかどうかはあなたしだい
失敗しても補償ナシ!
でも私は活用しています。

その1    のこぎりの使い方
 技はいりません。のこぎりに切ってもらうのです。人は手を添えてまっすぐ手前に 軽く引くだけでいいのです。力も技もいりません。
 ノコの柄を親指と人差し指でつまみ、まっすぐ手前に引けば自然と切れていきます。そのくらい力は入れないほうがいいのです。実際は軽く柄をにぎり軽く引 いたり押したりします。力を入れるから右に左に曲がるのです。曲がると余計に引っかかり重くなってしまうのです。

 ただある程度いいのこぎりでないと、このことは言えません。いい道具というのはそ の道具を作った人の技がこめられているので、その人に助けてもらっているようです。
 このことは工作道具だけでなく楽器にも言えそうです。以前クラリネットを吹いていたときがありますが、最初にはじめたときプラスチック製のクラリネット で練習したのですが、なかなかいい音が出ずにいました。ところが木炭製のいいクラリネットに変えたとたん、いい音が出て上達も早くなりました。ギターでも そうでした。機械加工のギターではなかなか良い音が出ませんでしたが、手工のギターではどう爪弾こうがいい音が出るのです。フレットの押さえも楽にできま した。
 道具に戻りますが、ナイフなど刃物も良く切れるものでないと怪我をしてしまいます。良い道具を良く手入れする。この過程をも楽しめないともの作りは大変 なようです。
 

 

 
 

その2   本当の器用

 手先が器用とか、反対にブキッチョとか言いますが、そんなことは、あったとして も人それぞれの個性であって問題とはなりません。問題は、その先にあります。うまく作るために考え工夫するかどうかです。
 ここのところがうまく斜めに切れないとか、あける穴の位置が定まらないとかいうときに、ブキッチョだと嘆くより、考え工夫するのです。うまくできるため の案内の定規を作ったり、治具(じぐ)をつくって、「ブキッチョ」をカバーするのです。
 ようは、作るということは、手先で作るのではなく頭(頭脳)で創るのです。
 ただ私は、りんごの皮をむくのに厚く切りすぎると家族からよく文句を言われます。ようは「ブキッチョ」なんですが、工夫してないのに気づきまし た・・・・・・・・
 
 

その3  木工で出たごみの活用法

 @カンナ屑:
ヒノキやヒバは洗濯用のネットに入れお風呂に入れます。おわった ものはコンポストに加えます。その他のカンナ屑もすべてコンポストに変身できます。
 Aキリやノコの切屑
大きさ別に分けてしまっておきます。これにボンドを混ぜてパテに 使います。穴や隙間ふさぎに使えます。
 B端材
切れ端はそのまま、またおもちゃに変身します。切れ端をじっと眺 めているといろいろイマジネーションがわき、新しいおもちゃが出来上がります。じつは工房「もちゃむら」のむつごろうの前身は切れ端でした。

 
その4  おもちゃの塗装
 木工品の塗装・仕上げにオイル仕上げという方法があります。本格的なオイル仕上 げは色々ありますが、手作りのおもちゃなどちょっと作ったものの仕上げに軽く油を塗るだけでずいぶんと表面が丈夫になります。
 塗る油は、食用のオリーブ油やつばき油、またクルミの実などを直接塗りこみます。ほんの少し薄く塗りこむだけで十分です。

 
 
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