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ミミズ の誕生を見届ける
ミ ミズの孵化の様子観察

ミミズの卵包か ら、いつごろ、どのようして、子ミミズが生まれるのだろうか調べることにした。

フトミミズ の場合
卵包の大きさと重さ
アオキミミズ40個で  最小2.60mm×2.50mmから最大 3.10mm×3.20mm  平均 湿重10.0mg
フトスジミミズ10個で  最小2.95mm×2.75mmから最大3.40mm×3.50mm  平均 湿重14.4mg
ハタケミミズ20個で  最小2.80mm×2.80mmから最大3.30mm×3.55mm  平均 湿重15.0mg
ヒトツモンミミズ44個で  最小3.55mm×3.40mmから最大4.15mm×4.40mm  平均 湿重32.5mg
▼左から、アオキミ ミズ、フトスジミミズ、ハタケミミズ、ヒトツモンミミズの卵包

4種の親フトミミズの環帯が膨らんでくるのは、毎年8月から9月にかけてで、こ の 時期に産卵する模様です。そして、翌年の2月中旬から3月中旬にかけて次々に孵化します。
▼孵化が近づくと、 卵包の内部に血管が走っているのが見えるようになります。見えているのは子ミミズの血管(背行血管)で拍動までよく見えます。

▼卵包は、内部で成 長しきったミミズの内圧で破け出てくる感じで、トグロを巻いたまま子ミミズがはみ出てきます。破け方も、ジワっと言うのではなく1秒以内にパカっと割れま した。 卵包の割れる方向は決まっていて、必ず両栓の中間で割れています。

▼ミミズは卵包が破 けてからヒトツモンミミズで1分程度、アオキミミズで5分〜30分で殻から離れます。

▼誕生の瞬間の動 画。左の大きい2個は、ヒトツモンミミズ。右はアオキミミズ。誕生は左の二個。
(動画が再生しない場合は、再読み込みをしてください)

シマミミズ の場合
▼シマミミズの卵包 は、ちょうどラクビーボールのような形で、一方はブタの尻尾のようで、もう片方はつまんですぼめたようになっています。大きさは、5mm×3mm程 度(写真のひとメモリは0.5mm)。フトミミズと同じように孵化寸前の卵包では内部に子ミミズの姿が見え、盛んに動いているのが見えます。

▼フトミミズは卵包 の中央部がパカッと割れますが、シマミミズの場合は、すぼめたような口から子ミミズが出てきます。

▼生まれてきた子ミ ミズは、長さ3センチから4センチメートル程度。一個の卵包から、下の写真の場合は、1匹が生まれました。他の卵包では、4から5個体出てくるのもありま した。

▼誕生間際の卵包 は、すでに口が少し開いていて、小ミミズは、顔を出したり引っ込めたりできます。
その出てくるときの動画です。(動画が再生しない場合は、再読み込みしてください)

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