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                  | アメリカの科学雑誌にアイスワームという氷に暮らすミミズがいるという記
事がありました。例によって、ミミズに似たものをみんなワームと名づけたりするので、ユスリカの幼虫みたいなものだろうと思っていましたら、なんとれっき
としたミミズのようです。 とりあえず資料をまとめると次のようなことのようです。
 色々調べてゆくうちに昭和初期に発行された日本の本「畑井新喜司著 みみず」で
も紹介されていました。
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                  | 
                    
                      http://www.nichols.edu/departments/Glacier/iceworm.htm
                        | ICE WORM
は小さなミミズ(oligochaete)でEnchytraeidae
( ヒメミミズ科 )の ナカヒメミミズ属のMesenchytraeus solifugus (Emery,
1898) 和名コオリミミズというれっきとしたミミズ。 北アメリカのワシントン州からアラスカ州にかけての海岸沿いの地域
で見られ、一生を通じて氷の上で過ごす。彼らはおよそ0℃(32度F)において卵から成人期までのライフサイクルを生き通す。
 氷がなければ生きていけなくて、気温が−7℃以下、または4℃以上
になると死んでしまい、室温では15分で体が崩壊してしまう。暖かな氷河あるいは万年雪の中で暮らす。
 体の色は、黄色がかった茶色から赤味がかった茶色あるいは黒まで及
んでいていくつかの種がいる。
 体長はおおよそ1センチメートルくらい、直径は通常で1ミリメート
ル以下。
 ピンクの藻類を食べる。
 
 |  などを参考としました。
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                  | ナカヒメミミズ属のミミズは日本にもいるそうで、もしかしたら ICE
WORM が身近にいるのでしょうか。日本には氷河はないだろうけど・・・・。アイスワームほどでなくとも極寒でも暮らせるミミズがいそうです。 | 
                
                  | 水棲のみみずですが全世界に広く分布して川や湖沼、水田等の泥底に生息し
国内でも見られるエラミミズ(Branchiura
Sowerdyi  Beddard)は、氷ができたりする溝でも生きているそうです。また驚くことにこのミミズの場合は50℃近い
温度まで大丈夫ということです。 | 
                
                  | 日本には、いないようですがイトミミズ目
(Tubificida) イトミミズ科(Tubificidae)、
リムノドリラス属 Limnodrilus のミミズも凍った水でも生きていたようです。 | 
                
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