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シーボルトミミズを探す
2 フィリップ・フランツ・ フォン・シーボルトが見つけたミミズ  ライデン自然博物館にて
● シーボルトミミズのタイプ標本

東 京都中央区あか つき公園
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの胸像
 シーボルトミミズと、あの江戸時代に日本を 訪れたシーボルト(写真)とは関係があるのかないのか・・・
 調べてゆくと、どうやらシーボルトが捕まえたミミズをライデン自然博物館の無脊椎動物、爬虫類および魚類の学芸員だったDr. R.HORSTが1883年に命名したようです。
 よく、シーボルトミミズの話をするときに以前、専門家は「シーボルトミミズといわれている」とか「シーボルトミミズと思われる」というような表現をされ ていました。
 あるミミズが本当にシーボルトミミズと命名されているミミズかどうかは、分類学上では最初に新しい生物種として記載されたときの基準とされる標本(タイ プ標本)やデータと比較し決定するそうです。
 しかし、シーボルトミミズのタイプ標本は日本にはなく、オランダのライデン自然博物館に あ るので簡単には比較できなかったようです。
 それでは、ということで調べました。これが、あのシーボルトが150年ほど前に日本で採取したミミズ=シーボルトミミズです。


 外部の形態や内部の器官の様子もしっかり分 か る標本でとても百数十年たっているとは思えません。他にシーボルトはMegascolex japonicus、M.Schmardae(キクチミミズ)の2種のミミズも集めていてこれらのタイプ標本もライデン自然博物館にあります。
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