この木琴は簡単に作れて、木の種類によって色々の音色が楽しめます。 もちろん音階順にならべて普通の木琴のように曲をひく事が出来ます。 この丸太木琴は簡単に掛け替えられるのがポイントです。 紐やロープで吊るしてもいいのですが、前後左右に揺れたり、掛け替えが面倒だということでこの形になりました。
1.用意する材料は、まず山へ行って直径5センチ長さ10〜60センチほどの細い丸太の棒を拾ってきます。 朽ち始めているのは使うのは無理です。生木でも乾燥していてもかまいません。ポプラの生木などを使った丸太の木琴は水の入った桶をたたいているような不思 議な音がします。
2.タオルハンガーかハンガースタンドを用意します。
3.用意する工具はノコギリと
4.クリコかドリル回し
5.タオルハンガーの横棒の太さ(直径)より少し大き目のドリル
  6.ではさっそく作り始めましょう。
まず丸太の棒の端から四分の一から三分の一の長さの所にドリルで穴を開けます。
  7.穴が貫通しそうになっても全部は開けません。一旦ドリルを抜きます。
  8.こんどは反対側から開けます。
  9.こうすると比較的きれいに穴を開けることができます。
  10.開いた穴にノコギリで切れ込みを入れます。上になる方は丸太に直角に切り込みますが、円弧を少し残します。これがないとハン ガーにうまく引っ掛かりません。下側は斜め下から切り込みます。
  11.これで一本の出来上りです。 シャキッとした音にしたい場合は電子レンジで乾燥させます。時間に気を付けて下さい。食品と同じ要領です。ただ乾燥させると、どの木も同じ音色になってし まうので面白くなくなります。 じょうぶにしたい場合はアクリル系の透明塗料を塗ります。こうしないと樹皮がはがれてきたりします。
  12.何本も作って吊るして出来上がり。 バチは市販のものでもいいですし、音がでるものでしたら何でもOKです。音階を作る場合は、叩いて音を聞きながら音程が低い場合少し丸太の長さをノコで 切って短くします。残念ながら音程が高くなってしまった場合その丸太は一音程高音用に使います。以上で出来上りです。

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