Doraeman & Atelier Mochamura
みみず をよいしょするコーナー
ミミズは平和と環境のシンボルだ    !

  
い しょ”といっても腕まくりして持ち上げるわけではありません。 彼ら・彼女らをホめタタえ、その労苦をねぎらい、感謝し、人間 自らも今のままでよいのかと振り返ろうということです。
  
  私(ドラえま ん)がミミズと付き合い始めて一番感心したのは、実はその徹底した平和主義者ぶりです。たいがいの動物は、他の生き物の生命を奪ったり、生きた植物をその 糧としたりしています。たとえばトンボは 他の虫を食べ生きていきますが、ほとんど のミミズは、他の生物の生命を奪いません。さらに、アゲハの幼虫のようにミカンなどその生葉 を食べるということもしません。ただ食べるのは、腐った葉や土だけです。カビや微生物は体内に取り入れているのですが、場合によっては増殖してお尻から出 てくるそうです。
 また、ミミズ同士で争っているところを見たことがありません。ま してや、共食いなどありません。
 逆に蟻などの昆虫から鳥や魚、狸やモグラなど人間以外のほとんど の動物の糧と なっています。食うか食われるかではなく食われっぱなしなのです。
 にもかかわらず、せっせと世界中の土をつくり、子孫を残し、献身 的な営みを続け ています。単に生き物の連鎖の一部をなしているということ以上の位置にいるとも思えてきます。
 きっとミミズのいなくなるときは地球の姿も悲惨な状態に変わると きでしょう。 ミミズの居る限り、この地球は平和なのかな。
 と、まあ、こんなことを感じる今日このごろです。

こ で提案です。
 平和のシンボルは鳩となっていますが、ミミズのほうが遥かに平和的です。
 一方、ミミズは、土造りの担い手でもありまたその存在が生物多様性に大きく影響しています。自然環境のシンボル的存在のホタルより遥かに総合的かつ普遍 的です。さらに地球温暖化ガスの減少にも役立つのではと注目されつつあり ます。つまり気候変動にもかかわりがあります。地球環境の守護神・救世主なのです。また、ミミズは、日本だけではなく世界中に生息し、陸や湖沼、海にいた るまで世界中の人々とかかわりを持っています。
 そこでミミズを平和と地球環境のシンボルとすることを提案します。 

 た くしがこんな感想を持つまでもなく今か ら70年以上前にミミズを礼賛 しているひとがいました。ここで是非紹介しておきたいので原文のまま載せます。「みみず」という本の巻頭に書かれています。
 本文も多くの疑問に答えてくれる内容です。復刻版も出ていますの で是非原本をご 覧になってください。
  
(復刻 版の「みみず」は----------------畑井新喜司 サイエンティスト社 1980/04出版 236p [A5 判] NDC分類:483.9 販売価:\4,500(税別) )
 

 

畑井新喜司著 「みみず」 改造社 
昭和6年7月10日発行より

| 辞書を引いてみました|

ミズを御祭りしている神社 があるそうです
つづく

 みみずあれこれの最初 に戻る

 なんでも研究室メニュー画面に戻る

 工房”もちゃむら”の 総合案内所へ

ミ ミズに関する情 報がありましたらゲストブックにお寄せください。
 ゲ ストブック へ行く (ミミズに ついてやその他のことでもどうぞ)
ご意見、ご感想をお寄せ下さい。E-mail  ateliermochamura@gmail.com
   
 当ホームページへのリンクは大歓迎です。せっかくですので事後で結構ですからメールをいただければ幸いです。 

Copyright(C) doraeman &
atelier mochamura


 
 Copyright (C)   Atelier Mochamura All Rights Reserved     ★Doraeman & Atelier Mochamura