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なんでも研究室

ミミズあれこれ

畑や山で実際にミミズを 探す



 
ノラクラミミズの交接  平成13年10月13日
夜に頭を出して食事をしたり、たまに雨の後に地上を歩いていたり、伸びた時と、縮んだ時とでは別のミミズと間違うほど別の形になるためなかなかその正体を 確定できずにいましたが、やっと名前が決まりました。その名はノラクラミミズでした。
●2000年10月28日
 アベリアの植え込みの下にいたミミズです。いつも夜には体を土中から半分くらい出し、食事をしたりボーとしています。
 

▲写真をクリックすれば拡大してみることが出来ます

このミミズの交接
●2001年6月30日(月齢8.6)
 3年間探していて、やっとフトミミズの交接の様子を観察することが出来ました。
2001年6月30日23時30分から7月1日0時15分にかけての出来事でした。気温は21.8℃、湿度98パーセントで小雨が降ったりやんだりの空模 様でした。
場所は、中学校の門前の植栽の中でした。(右の写真の中央)
▼写真をクリックすれば拡大してみることが出来ます

(1) いつも夜中には穴から顔をだしたミミズが回りの土や苔を食べていますが、今日も数匹のミミズが穴から体を半分くらい出していました。今日は、その 中の一匹の様子が違っていました。
 体は穴からだいぶ出ていて、環帯のあたりの形がやや偏平になっていました。
(2) よ くみると、体の周りには粘液が多めに有り、また、体が少し波打っていました。
 さらに少し動いたため、よく見るとこのミミズの下にもう一匹のミミズがいるようです。やはり、交接中のようです。
(3) 下 のミミズは、上のミミズと接している部分が平らになっていて、環帯の後方に二つの突起がでていました。観察し始めてすぐに交接を止め始めたようでした。さ らに大粒の雨が降り出し、周りの他のミミズは、すでに穴の中に避難してしまった後でした。このミミズ達もしばらくは、周りの土を食べたりしていましたが、 じきに穴の中に入ってしまいました。30分間くらいの出来事でした。

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