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2019年5月 与那国島で国内最大級そして新種と思われる ミミズのヨグニオオフトミミズ(仮称)の調査が行われました。 | |
与那国島のとある森に入るとマウンドと呼ばれる落ち葉を集めて盛り上がったところがいたるところにありました。直径は
30〜40cmほど。 |
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一方、回りには大きなミミズ糞の塊がありました。 |
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マウンドの枯葉をよけると大きな孔が開いていました。 |
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孔にカラシ液を注ぐと中から大きなミミズが出てきました。 |
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大きいもので長さは55cmほどあります。 |
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吊るすと75cmほどにもなる個体がありました。 |
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重量では国内最大級のこの仮称ヨナグニオオフトミミズは新種の可能性もあり今後の調査が期待されます。 |
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2021年9月に
Huei‑Ping Shenらによって学名Metaphire dunan
Shen, Chang and Ota, sp.
nov.として新種として名前が付けられました。 与那国のことを与那国ではドウナンというそうでdunanは、このことから命名されたようです。そもそも「与那国語(よなぐにご)」は2009年2月にユ ネスコにより消滅危機言語の「重大な危険」(severely endangered)と分類された(Wikipedia2021-11より)そうでdunanは、てともふさわしい学名に思えます。 発表はThe biogeographical history of giant earthworms of the Metaphire formosae species group (Clitellata: Megascolecidae) in Taiwan and the Ryukyu Archipelago, with the description of a new species from Yonagunijima, Southern Ryukyusで行われました。 |
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