アッサムが良いとは言われていますが、友人はキーマンがいいといいますし、好みに合う葉を探しました。
結局、味はそれぞれの味わいがありおいしく入りました。ただ、アッサムを夜に入れると、カフェインのためか眠れなくなります。だから、今の飲み方は、夜にディンブラで、朝はダージリンかアッサムとなりました。
(2)加えるスパイスは?
資料によれば、
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シナモン (Cinnamon):別名、肉桂(にっけい)、桂皮。クスノキ科のシナモン属のセイロンニッケイの樹皮を乾燥したものやその粉末。
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ジンジャー(Ginger):ショウガ科の多年草。パウダーもあるが、生をスライスしたり、おろし金で下ろしたりして使います。
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クローブ (Clove):別名、丁字。フトモモ科の常緑高木。つぼみを摘み取って乾燥させたもの。つぼみのままと、粉末とがあります。
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カルダモン (Cardamom):ショウガ科の種子。種子のままとパウダーがあります。
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ローリエ (Laurier):別名、月桂樹。クスノキ科の常緑高木の葉。乾燥したものを使います。
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アニス (Anise):セリ科の一年草。ギリシア、エジプト原産。高さ六〇センチメートル。夏、黄色みを帯びた白い花がまばらに集まって咲く。実は長さ約五ミリメートルの扁平な卵形で、揮発性のアニス油を含有し、薬用とするほか、粉未にして香料とする。
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スターアニス(Star anise):別名 八角。モクレン科の常緑高木。
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ミント (Mint):
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バニラ(Vanilla):ラン科のつる性植物の果実のさやを醗酵させたもの。
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ナツメグ(Nutmeg):ニクズク科の常緑高木。
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オレンジの皮
(3)作る順番は
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紅茶を作り、牛乳を沸かすときに香辛料を入れ、最後に二つを混合する方法
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香辛料を水に入れ、煮出した後、茶葉を入れ軽く煮出し、ミルクを入れる方法
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茶葉と香辛料を一緒に煮出し、ミルクを足す方法
どの方法がおいしく入るか試してみましたが、ローリエとナツメグを煮込みさえしなければどういれても微妙な味の違いがあり、おいしく入りました。
(4)とりあえずおいしかった入れ方(ティーカップ5杯分) 2000年3月20日
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まず手鍋にティーカップ2杯程度の水を入れ沸騰したところに茶葉を入れます。
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茶葉はアッサムでは、量の加減が難しく苦労しましたが五人分作る場合では、茶さじ一杯が適量でした。少ないと色だけついて味がしないし、多すぎると濃くなり辛い感じがしてベストではなくなります。ディンブラだと茶さじ二杯程度が適量です。いずれにせよ普段より相当少なくてすみます。
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続いてローリエの乾燥葉一枚と
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ショウガのスライスニ〜三枚を入れ、
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2〜3分煮込んだところに
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シナモンパウダー少々多め、
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カルダモンパウダー少々、
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クローブの粉少々、
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ナツメグのすりつぶし一つまみ、
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気分によりオールスパイス少々
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バニラエッセンスを一滴いれ、
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粗製糖と蜂蜜をそれぞれ好みの量。おいしかったのは、おのおのティースプーン一杯ずつ。
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牛乳をティーカップ5杯分入れ沸騰直前で火からおろし、ストレーナー(茶漉し)を通し、ティーポットに入れ出来上がりです。牛乳は濃厚牛乳も試してみましたが、ごく普通の牛乳で味は十分でした。
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ミントの乾燥葉も入れてみましたが、ちょっと合いませんでした。
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オレンジのかわりにレモンやリンゴ、イチゴ、ブルーベリーなど入れるとそれぞれに気分を変えられます。
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スター・アニスを入れてみました。リキュールに同じ味のものがありましたが、名前を思い出せません。たしかチンザノ・ベルガモットだったような気もします。
(5)最新のおいしいマサラティー用マサラ (2000年8月)
いま一番おいしいと思っているブレンド割合
シナモン 10
カルダモン 10
ジンジャーパウダー 3
クローブ
1
アニス 極少々
スターアニス 極少々
ナツメグ 極少々
以上をあらかじめ作っておき、
最後にあらかじめミルにかけて粉にした月桂樹を加えます。そして
バニラエッセンス 一滴を入れ仕上げます。
これにワイルドストロベリーを入れることもあります。
以上お試しを!
《ちょっと寄り道》
東京の新宿区にある地下鉄四谷三丁目駅近くにあるインドカレー料理店「アーサー」のチャイは絶品!です。もちろんカレーもおいしい
2003年4月 いつのまにかアーサーは店じまいしていました。残念!