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なんでも研究室ミ ミズあれこれ畑や山で見つけたミミズ


鎌倉の北部でよく見かけるミミズの「工房もちゃむら ドラえまん風」同定法
ツリミミズ類とフトミミズ類の区別は、体節の回り全部に毛があるかどうか、または環帯が14〜16節 あたりにあるかどうかで見分けます。

体節の回り 全部に毛があるか、または環帯が14〜16節あたりにあればフトミミズです。

フトミミズ のうち、まずある程度成長していれば判るのがフトスジミミズです。シマミミズのように縞々 になっているので良くわかります。背面の頭部から尾部まで全部が縞になっていればフトスジミミズです。
 その他の種類では、成長し環帯が出来ていて、さらに完全に成熟していないと見分 けがつきません。
 大きさだけでは、わかりませんし、住んでる場所に大雑把な違いがありますが、す ぐ近くにいたりしますので生息領域は、互いに重なっています。体の色も、元気な時、日光に当たりすぎているとき、弱っている時ではおなじミミズでも違って きます。形も、水分量や伸びた時と縮んだ時、幼体と成体とで形が違います。結局、大人でないと種類別の特徴がでてこなくて判別できません。

大人のミミ ズで、つぎに判りやすいのがヒ トツモンミミズです。成熟したミミズの腹面の第8節中央に黄土色の紋があればヒトツモンミミズです。9節や10節にも紋があるヒトツモンミミズも 良く見かけます。

また、動き に特徴のあるのがクソミミズです。このミミズはトグロを巻きます。
 その他のミミズは、大体の大きさ、背側と腹側の色がどうか、受精嚢孔の位置と 数、雄性生殖孔の位置と形、性的乳頭状突起の位置と数などで決めています。
 いずれにせよ正確なところは解剖しなければわからないそうですが、何とかして外 見だけでも見分ける方法を調べていきます。

(北隆館「新日本動物図鑑」を元にしています) 


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